マルヤマ・デ・ブログ 主婦の味方
主婦の味方
世の中には「主婦の味方」という枕詞のつくものがたくさんある
いわゆる「主婦業(主夫業)」が便利になったり、楽になる・・・
そういうものを「主婦の味方」の〇〇と総称している
実際、洗濯にしても炊飯にしても、年々、格段と便利になっている
二層式洗濯機を使っていた時代の主婦が現代にタイムスリップでやってきて
乾燥機能付きの全自動洗濯機を目にすれば、なんと便利なものだろうと感動するに違いない
(※使い方が難しくて混乱するのでは?などという問題はさておき)
そういったことは洗濯に限らず、全ての主婦業に起こっていることで
「主婦の味方」が増えれば増えるほど、主婦業は便利で楽になっていくものだ
世の中が便利になればなるほど、本当に素晴らしい・・・。と思うのだけれど
果たして「主婦の味方」は本当に味方なのだろうか?
主婦の味方が主婦業を楽にしてくれればくれるほど、主婦がこれまでやっていた仕事は減っていく
仕事が減るということは楽になるのと同時に役割が減るということだ
役割がなくなれば、主婦業そのものの存在理由はやがて消えてしまう
そもそも主婦(主夫)業が必要なのか?ということになっていく・・・
味方だと思っているものが、いつか主婦の最大の敵となってしまうのかもしれない